生活習慣病予防にはやっぱり和食が一番 |
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食卓にもっと和風料理を登場させましょう。 |
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日本型食事はバランスがよくヘルシー。和食の価値を見直そう!
生活習慣病予防にはやっぱり和食が一番
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欧米型食事が高脂肪、低繊維食であることに対し、日本型食事は高たんぱく、低脂肪で食物繊維もたっぷり。しかも和食は主食・主菜・副菜の3つを基本とするため、バラエティに飛んだ食品が摂取でき、知らず知らずのうちに栄養のバランスがとれます。食卓にもっと和風料理を登場させましょう。 |
野菜(根菜の煮物)
ビタミンやミネラルの補給に野菜は不可欠。食物繊維が脂肪やコレステロールを排出し、便通
をよくします。低エネルギーで満腹感が得られやすいのも利点。
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とうふ(冷ややっこ)
大豆は“畑でできる総合栄養食品”。良質のたんぱく質をたっぷり含み、リノール酸・レシチン・ビタミンEなどの総合作用でコレステロールを下げて動脈硬化を予防する。さらに骨粗鬆症を防ぐカルシウムやビタミンK、貧血を防ぐ鉄、大腸がんを防ぐ食物繊維なども豊富。 |
魚(サバのゆず香り焼き)
主菜は肉より魚中心のメニューを目指したい。サバなどの青背の魚にはDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が豊富で、動脈硬化・心臓病・脳卒中などを防ぐ効果
がある。 |
お茶
緑茶にはカテキンが豊富。活性酸素の働きを抑えて、がんや動脈硬化などを防ぐ効果
がある。またストレス疲れをとるビタミンCも含まれる。 |
ごま(ごま酢あえ)
ごまも老化防止に役立つ優れた食品。不飽和脂肪酸は動脈硬化などを防ぎ、ビタミンB1は肩こりや腰痛の予防に有効。ビタミンEは低血圧や冷え性の予防に効果
がある。酢の酸味は消化液の分泌を促して食欲を増進し、減塩面でも役立つ。
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みそ汁
みそには血圧を下げる効果のあるカリウム・マグネシウムなどが豊富。具に使われる野菜や海藻などの栄養素があわせてとれ、食品数がかせげるのも利点。減塩の観点からも具だくさんのみそ汁を。 |
◎ひじき・切り干し大根・おから
こうした優れた“おふくろの味”と家族だんらんの食事風景をぜひ取り入れましょう。 |
◎和食には塩分のとりすぎやカルシウム不足になりやすいという欠点もあります。塩分は控えめにし、牛乳やヨーグルトなどでカルシウムの補給を心がけてください。 |
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